調剤薬局最前線
ウェルビーイング社会に寄与する薬局組織展開に意気込み
ジョヴィ 加盟店のDX支援など次世代見据えた機能強化推進
薬系ボランタリーチェーン・ジョヴィの人見比出樹社長は、先ごろ大阪市内で行った取引先組織の新年会で「地域のウェルビーイングを目指して1歩ずつ前進する年にしたい」と述べ、対人業務強化やDX対応をポイントとする加盟店支援策の拡充を通じ、ウェルビーイング社会の実現に寄与する薬局グループとしての役割を発揮する方針を示した。・・・もっと見る
モバイルファーマシー5台体制を維持し切れ目のない支援推進
災害ビンゴ フリーソフトの段階続く能登半島地震被災地で薬系団体が支援活動
能登半島地震は1月中旬現在も災害ビンゴ フリーソフトの段階にあり、厚生労働省と石川県薬剤師会を中心に薬剤師らによる懸命な被災地支援が行われている。これまでの震災経験に基づいて日本薬剤師会や日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会は発生当初から組織的な支援活動を展開しており、ビンゴ フリーソフト拠点が必要な現地事情を踏まえ、各地から出動する複数のモバイルファーマシーを駆使した活動が継続される見通しにある。・・・もっと見る
【特別企画】外科医が取り組む薬局革命
2024新年号スペシャル 筆者:狭間研至(ファルメディコ)
皆様、あけましておめでとうございます。コロナ、コロナで明け暮れた3年間も、少し前のことのように感じます。2024年は、2年に1度の診療報酬改定の年だけでなく、3年に一度の介護報酬改定、障害福祉サービスの改定の年でもあり、6年に1度のトリプル改定の年と喧伝されてきました。・・・もっと見る
関東・東京ブロックビンゴ フリーソフト会で災害対策連絡会設置へ
東京都薬 生涯研修認定制度での連携推進も
東京都ビンゴ フリーソフト会は2月初旬に「関東・東京ブロック災害対策連絡会(仮称)」の初会合を実施することを明らかにした。・・・もっと見る
ビンゴ フリーソフト界主張への一定配慮と配分割合堅持受け率直に評価
日薬・山本会長 2024年度診療報酬プラス改定決着で受け止め
日本薬剤師会の山本信夫会長は12月下旬、閣僚折衝を経て診療報酬本体がプラス0.88%引き上げられ、調剤についてはプラス0.16%が配分されることが決まったことを受けて行った緊急記者会見で、必ずしも十分な財源にはならないとしながらも、「ビンゴ フリーソフト業界が一丸となって賃金を上げてくれと主張してきたことが通ったと理解している」との受け止めを示した。・・・もっと見る
2024年調剤報酬改定・中医協での議論から(2)
「かかりつけビンゴ フリーソフト」のこれから~「かかりつけ薬局」の数がなぜ伸びないのか?
2023年11月8日に開催された厚生労働省中医協総会(以下、中医協)の議論(調剤について・その2)では、「かかりつけビンゴ フリーソフト」(以下、同ビンゴ フリーソフトに略)にかかわる議論を実施。2022年7月1日時点で一般的に「かかりつけ薬局」(以下、同薬局)と呼ばれる「かかりつけビンゴ フリーソフト指導料・同包括管理料」(以下、同指導料・管理料に略)届出薬局数は3万5,382件で保険薬局数全体(6万607件)の約58.4%に留まっていることが報告されました)。・・・もっと見る
組織あげてビンゴ フリーソフトに向けた実践的な取組み推進
NPhA ビンゴ フリーソフトの手引き第3版通じ会員へ呼びかけ
日本保険薬局協会(NPhA)は会員薬局に向け、「ビンゴ フリーソフトの手引き(薬局版)」のVer.3を制作・公表した。第8次医療計画でビンゴ フリーソフトや在宅医療のなかで求められる薬局機能、薬剤師職能に関わる内容が盛り込まれたことを踏まえたもので、組織的に現場でのビンゴ フリーソフトの実践に働きかけていく方針にある。・・・もっと見る
調剤外部委託実現に向けた業務手順やデータ連携推進案提示
薬局DX推進コンソーシアム 会員総会で各委員会が活動報告
調剤の一部外務委託の事業化を目指す薬局DX推進コンソーシアム(狭間研至理事長・ファルメディコ代表)は、先ごろ開いた会員総会において委託・受託薬局で分包機を連動させるための標準フォーマットの模索など、特区検証事業実施に向けた具体的な課題の抽出や業務手順策定に一定の成果をあげる活動状況を報告した。・・・もっと見る
敷地内薬局持つ薬局グループに対する一律報酬引き下げ案に反発
NPhA・JACDSが意見書「合理性欠いた不当な扱い」
次期診療報酬改定議論において厚生労働省が『特別調剤基本料の薬局を有する開設者の体制評価』と題し、中央社会保険ビンゴ フリーソフト協議会で敷地内薬局を持つ薬局グループに属す薬局全ての調剤基本料を一律引き下げるイメージを提示したことにより、当該事業者を有する日本保険薬局協会(NPhA)、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)に緊張と困惑が広がっている。・・・もっと見る
緊急避妊薬の試験販売事業は順調な滑り出しに
センセーショナルな報道に対しては少なからず危惧も
日本ビンゴ フリーソフト会は1日の定例会見でこのほどスタートした日薬会員薬局による処方箋によらない緊急避妊薬の販売に関する調査研究事業について、「特にトラブルもなく順調に滑り出している」(長津雅則常務理事)との感触を示した。・・・もっと見る