特集記事

2010/04/05

特集 進まぬ病院の耐震化

目標71.5%は達成できるか!?

厚労省の調査では、全国8611病院中、耐震性のある病院の割合は56.2%にとどまってまっており、一部建物で強度不足は2595カ所(30.1%)、すべての建物で強度不足は98カ所(1.1%)あることが分かった。政府は2010年度までに71.5%とする目標を定めている災害拠点病院と救命救急センターの耐震化率も62.4%だった。厚労省は09年度補正予算で総額1222億円の「医療施設耐震化臨時特例交付金」を設け、長妻昭厚労相も「あらゆる手段を使って、目標を達成していきたい」と意気込むも達成は微妙だ。こうした中、四病協は2月24日、耐震化促進について政府への要望をまとめるなど積極的に取り組む方針を決めた。病院の耐震化がなぜ進まないのか。その現状と今後の動向を探る。

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